粉河駅→[第3番]粉河寺→[第4番]施福寺(槙尾寺)河内長野駅


丸ノ内鍛冶橋駐車場

少しでも早い時間に到着するため、東京発を利用しました。
乗車したのは、22:50発JX241便梅田難波経由ユニバーサル・スタジオ・ジャパン行きです。
EXPASA談合坂 下り

車両はジャムジャムエクスプレス関西営業所所属の日野セレガHD(QRG-RU1ESBA)、3列+4列コンビのトイレ付ゆったりシートです。
東名集中工事のため前日便が2時間近く遅延したことから中央自動車道経由に変更となりました。
乗車時に到着は遅延する見込みと案内がありましたが、無事に定刻で運行されました。
なんば駅

駅事務室でスタンプを押印後、6000系高野線急行橋本行きに乗車します。
車両は6907F編成6028(1968年3月18日竣工7次車)です。
河内長野駅

帰りはこの駅から乗車するので、途中下車してコインロッカーに余計な荷物を預けました。
再び乗車したのは2000系2041F編成2191(1995年5月25日5次車)です。
橋本駅

和歌山線和歌山行きに乗り換えです。駅スタンプは改札の外の駅入り口にあるので、南海の改札を出ても目の前のJR改札を入らないようにしましょう。
乗車した車両は227系電車1000番台SD04編成クモハ226-1004です。
通学時間帯のため2両編成は沿線の高校に通う生徒で満員でした。
粉河駅

改札は粉河高校に通う生徒で渋滞していました。
4月に来た際に駅スタンプと『駅からはじまる西国三十三所めぐり』のデジタルスタンプは押したので、今回は下車のみです。
粉河寺

今回の徒歩巡礼の起点です。
4月にお参りしていますが、スタートに当たり蝋燭と線香を再度焚きました。
庭園も見学し、鐘楼を確認しましたが、新型コロナの影響で撞くことは禁止されていました。
高野の辻(弘法大師永代常夜灯)

「右 こうやみち」「左 いせ まきのを道」と彫られた常夜灯です。
高野山へ参詣する高野街道(麻生津道)が大和街道から分岐する場所です。
今回は直進(左)の道を行きますが、高野山経由で施福寺に行く場合はここを右折です。
東野地蔵尊

台石に「右 いせ まきのをミち」と刻まれた道標を兼ねた地蔵です。
大和街道の新しい道標も立っています。
旧名手宿本陣

紀州藩主が参勤交代時に宿泊した本陣で、主屋・米蔵・南倉の3棟が国の重要文化財に指定されています。
受付のおばちゃん方が自作の貝殻ストラップをお土産にくれました。
遺跡十六勢塚碑

地蔵尊の立つY字路国道480号と合流し北上します。
この石碑は京奈和自動車道を潜り、バイパスの平道路が右に分かれた後の旧道沿いに立っています。討ち取られた平家の落人が埋葬され場所と言われています。
大宮神社

16世紀初頭の紀州攻めで焼失するも再建され、産土神として崇敬されている神社です。
牛神大明神

鍋谷峠を潜る国道480号鍋谷峠道路のトンネル工事を前に埋もれていた祠を再建したものです。
福徳寺

ここで旧道を右折して細い道に入ります。
定福寺

串柿の里を見下ろすことが出来る山間のお寺で、本尊行基作の十一面観音です。
1日3本のデマンドタクシー(要予約)が笠田駅との間を結んでいます。
大久保分岐

道標地蔵には「右まきのを道」「左やまと道」と彫られています。
左(直進)の道は旧国道480号の鍋谷峠に繋がっています。
七越峠茶所跡

東西を結ぶ道(現近畿自然歩道)と南北を結ぶ道とが交差する峠にあった茶店をしのぶ碑です。
七越峠

前掛けで隠れていますが、「右まきのみち」「左さい国みち(或いはさい所みち)」と彫られているようです。
奥の道案内は「鍋谷峠←現在地→槙尾山」「現在地→かつらぎ町遊歩道」「七越峠を経て父鬼町へ←現在地」と書かれています。ここが七越峠の筈ですが…。
ちなみに道路の反対側の案内は「<堀越 蔵王峠 父鬼>」「<三国山 鍋谷峠>」となっています。
龍宿山の金剛童子

葛城修験第十一経塚の経塚山一体を総称する龍宿山に配祀され、葛城の東方位を結界する童子です。
三国山

かつて和泉国河内国紀伊国の国境上にあったことから名付けられた山です。
現在でも航空路監視レーダー付近を境界に北側と西側が和泉市、東側が河内長野市、南側が和歌山県かつらぎ町となっています。
千本杉峠

側川に向かう山道が分岐する北西側に立つ三十丁石地蔵です。
尚、側川へは桧原分岐を西に進む側川渓コースで行くこともできます。
施福寺

葛城修験の場として創建された山岳寺院で第4番札所です。
紅葉を期待していたのですが、まだ少し早かったようです。
施福寺

豊臣秀頼淀君が奉納した本尊の弥勒菩薩(右)と西国三十三所札所本尊の十一面千手千眼観音(左)です。
施福寺

悪い方角を良い方向に変えてくれるという日本で唯一の方違大観音です。
施福寺

10月1日~11月末日までの間、特別御開帳された秘仏馬頭観音です。
もう一つの足の裏を見せている花山法皇足守の馬頭観音と異なり、片膝を立てて手には印を結んでいます。
七曲 七丁石地蔵

府道61号側へ下りる山道の途中にある丁石地蔵です。
七曲りの名前の通りつづら折りの下り坂です。
府道61号に出たら少し南下し、塩降公園を左折して府道218号を北上します。
汐滝橋を渡らずに直進し、イルミネーションが綺麗な大阪府立花の文化園の横を通り、突き当たりを右折して国道371号(新道)を潜り、烏帽子形八幡神社の境内を抜けて高野街道に入り、河内長野駅を目指します。
滝谷不動駅

河内長野駅では近鉄の駅スタンプを押印し、予定よりも1本早い長野線の準急大阪阿部野橋行きに乗車して宿に向かいます。
乗車した車両は6413系6416F編成6516です。
富田林駅までは単線区間のため、この駅で交換待ちを行います。
古市駅

事務室で「誉田八幡宮の秋まつり」「白鳥伝説古市古墳」「峯ヶ塚古墳」の3つの古市駅のスタンプと無人化された駒ヶ谷駅のスタンプを押印し、南大阪線に乗り換えました。
普通列車の橿原神宮前行き(6432系6426F編成6426)に乗車し、尺土駅で後続の急行吉野行き(6020系C33編成6033)に乗り換えました。
橿原神宮前駅

今度は橿原線京都行きに乗り換えます。
乗車したのは8800系8801F編成8902です。
乗り換え時間に事務室で無人化された飛鳥駅と3つの壺阪山駅の分と合わせてスタンプを押印しました。
平端駅

最後に天理線天理行きに乗り換えます。
乗車したのは1026系1035F編成1135です。
乗り換えの際に改札の外側に置かれたスタンプを身を乗り出して押印しました。
天理駅

高架を南北に走るJRと直交する頭端式の近鉄天理駅です。

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