桜井線は運行本数が少ないため、早朝の出発となりました。 乗車したのは始発の王寺行きで車両は227系1000番台SD03編成のクモハ227-1003です。
駅スタンプを押印して和歌山線五条行きに乗り換えます。 乗車したのは227系1000番台SD06編成のクモハ226-1006です。
未だ駅員はいません。 今日はここからスタートします。
日本風景街道『御所まち近世景観街道~近世物流の要所~』事業で街の北の木戸の内側に復元された高札場です。
「左 役行者御誕生所茅原山 是与利壹丁東 吉野山かけぬけ 壷坂 道」と彫られた道標が立っています。
先の道標に刻まれた役行者御誕生所茅原山はこのお寺のことです。 修験道の開祖である役小角(役行者)の出生地であり、この寺も役小角が開いたと言われています。
掖上小学校から県道118号と県道35号の旧道を歩きます。 壺阪山駅は『駅からはじまる西国三十三所めぐり』のデジタルスタンプを押印するために立ち寄りました。 駅からは土佐街道と壷阪寺参道を進みます。
第6番札所です。 大講堂に祀られている鎌倉時代の弘法大師像です。
八角円堂に祀られている本尊の十一面千手観世音菩薩です。
天竺渡来大観音石像と天竺渡来大涅槃石像です。 この大観音石像と五百羅漢が番外札所と書かれたブログがありましたが、南法華寺の御朱印を頂く際に聞いてみた所「番外ではない」とのことでした(大観音石像と五百羅漢の御朱印は頂けます)。
参拝後は壷阪寺参道を下り、土佐街道に入らず直進してキトラ古墳に向かいます。 キトラは高松塚古墳同様、石室内に壁画が発見された古墳です。
天文図の公開を予約しておきました。 本物の壁画は撮影禁止ですが、館内に展示されている石室のレプリカは撮影可能です。 正面奥(北)の壁に玄武、右(東)壁には玄武の方を向いた白虎、左(西)壁には手前側を向いた青龍、天井には天文図が描かれています。
こちらは玄武の対面(南)の壁に描かれた朱雀です。
第42代文武天皇の陵です。 北西には高松塚古墳がありますが、北東側への道を進みます。
第7番札所です。 県道15号から坂を登っていくと入り口の仁王門が見えてきます。
日本最大の塑像である本尊の如意輪観世音菩薩が祀られている本堂です。
2015年から行われている花手水です。
岡寺から県道15号を北上します。 桜井駅で駅スタンプ、『駅からはじまる西国三十三所めぐり』のデジタルスタンプ、STATION STAMP押印後、国道165号、旧初瀬街道を西に歩いて向かった番外札所です。 番外ですが草創1300年記念特別印も頂けました。
第8番札所です。 法起院の前の道をそのまま進み、仁王門から本堂までは399段の登廊を上がります。
本尊の十一面観音を祀る懸造の本堂です。
戦後日本で初めて建てられた五重塔です。
帰りは脇本バス停を右折し、合流する県道199号を進み、線路の手前を右折して駅に向かいます。 STATION STAMP押印後、桜井線奈良行きに乗車して天理の宿に帰りました。 乗車した車両は227系電車1000番台SD02編成のクモハ226-1002です。