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三井寺駅

ホテル最寄りの四条駅から京都市営地下鉄烏丸線に乗車し、烏丸御池駅京阪京津線直通の東西線に乗り換え、さらにびわ湖浜大津駅石山坂本線に乗り換えて三井寺駅に向かいます。
四条駅から乗車した車両は10系1118F編成1618烏丸御池駅から乗車した車両は800系809F編成859びわ湖浜大津駅から乗車した車両は600形615F編成615です。
三尾神社

三井寺南院の鎮守社で、三井寺の総門(写真右奥の工事中の箇所)に隣接しています。
三尾明神の使いとされるウサギの石造や彫刻が境内のあちこちに存在し、兎神社とも呼ばれています。
三井寺金堂

三井寺の総本堂国宝に指定されています。
秋季特別拝観で普段は入ることが出来ない内陣を見学することが出来ました。
三井寺

十八明神横の階段を上り札所伽藍に向かいます。
三井寺観音堂

第14番札所です。
本尊重要文化財で33年に一度しか開帳されない秘仏木造如意輪観音坐像です。
小関越地蔵尊(喜一堂)

東海道東山道逢坂関を大関越と呼んだのに対し、京都から大津の町中を通らずに北陸に向かう北陸道(西近江路)は間道として小関越と呼ばれていました。
この地蔵尊は、道路の拡張工事が行われた際に草叢で見つかったものを峠に祀ったものです。
山科駅

駅スタンプと『駅からはじまる西国三十三所めぐり』のデジタルスタンプ、鉄道開業150年キャンペーンデジタルスタンプのSTATION STAMPを押印するために立ち寄りました。
北陸道は四宮駅手前で東海道に合流しており、山科駅近くには旧東海道の石碑が立っていました。
五条別れ道標

「右ハ 三条通」「左ハ 五条橋 ひがしにし六条大佛 今ぐまきよみず 道」と刻まれています。
東海道は直進(右)ですが、ここで左に曲がります。
元慶寺

番外札所です。
渋谷街道(府道116号)からかなり奥まった場所にあります。
元慶寺

本尊の薬師瑠璃光如来が祀られている本堂です。
大石道跨線橋

廃橋されると巡礼道はどうなるのかと思ったら、本来の道は一つ西側の新大石道(市道185号バイパス)でした。
鳥居橋

府道118号を通って山を越えた後は京都一周トレイル東山コースに入ります。
今熊野観音寺

参道を通り境内に入ると茶所下の紅葉がちょうど見頃でした。
今熊野観音寺本堂

第15番札所です。
本尊は弘法大師作と伝わる秘仏十一面観世音菩薩です。
清水寺子安塔

今熊野観音寺から剣神社まで折り返し、北上して京都女子大学の横を通り、府道116号から渋谷通りに入り、五条バイパスを潜って京都市営清水山墓地を抜けて進み、南側の入り口から入ってすぐのところにある重要文化財指定の三重塔です。
2013年に修復したのでとてもきれいです。
清水寺本堂

国宝に指定されている本堂には本尊の千手観音菩薩が祀られています。
第16番札所の納経所は、本堂右手にあります。
清水坂

修学旅行生やインバウンド観光客でごった返していました。
六波羅蜜寺

清水坂を下り、府道143号を渡って松原通を進んだ先にある第17番札所です。
入り口はこの道標を左に入った先にあります。
六波羅蜜寺

重要文化財に指定されている本堂には本尊の十一面観音が祀られています。
建仁寺開山堂楼門

来た道を少し戻り、松原通を越えて北上します。
開山堂建仁寺を建立した明菴栄西の墓所です。
この楼門は1884年の開山堂再建に併せその翌年に移築されたもので、2013年に修復が行われました。
革堂行願寺

鴨川を渡り高瀬川沿いに木屋町通を北上し左折、夷川通寺町通と進んだ先にある第19番札所です。
革堂行願寺

西国三十三所唯一の尼寺で、本尊は千手観音です。
京都ハリストス正教会

竹屋町通を東に進み、柳馬場通を南下する途中にある正教会です。
日本正教会西日本主教教区の主教座聖堂である生神女福音聖堂重要文化財に指定されています。
頂法寺六角堂

柳馬場通をさらに南下し、六角通を右折して進むとある第18番札所です。
第1番札所から第33番札所までのルート中で唯一、第18番札所と第19番札所は順序が逆になっています。
本堂右手の御神籤が結び付けられているのは縁結びの六角柳です。
頂法寺六角堂

本尊は秘仏の如意輪観音です。
総合案内所

六角通を進み左折して堀川通(府道38号)、右折して四条通(市道186号)、すぐ左折して大宮通を南下します。
嵯峨野線(山陰本線)とJR京都線(東海道本線)を潜る手前にある梅小路公園に入って直ぐの場所に展示保存されている京都市電900形を利用した土日祝のみ開く観光案内所です。
日向地蔵尊

新幹線を潜り、右折して八条通に入り、北総門から南大門まで東寺の境内を抜けるのが本来のルートですが、17時で閉門のため洛南高校の横を通り壬生通を経由して国道171号に出た後、西国街道に入ります。
吉祥院西ノ茶屋の交差点で国道171号と交差した先にある安産・厄除の地蔵尊です。
向日町駅

桂川を久世橋で渡り、府道207号に入ります。
久世殿城の交差点で府道207号と別れて直進し、JR京都線(東海道本線)のガードを潜り再び府道207号に入り南に進むと向日町駅に着きます。
駅スタンプと『駅からはじまる西国三十三所めぐり』のデジタルスタンプ押印のために立ち寄りました。
餃子の王将 東向日店

向日町駅から府道207号をさらに進み、阪急京都線の踏切を渡って直ぐ左側にあります。
ホテルに戻ってからだと遅くなりそうだったので、ここで夕食を取りました。
東向日駅

烏丸駅まで乗車してホテルに帰ります。
乗車前に駅スタンプを探したのですが見つかりません。既に駅員がいなくなっているようだったので諦めて乗車しました。烏丸駅ではスタンプを見つけて押印し、改札を出る際に駅員に東向日駅のスタンプ置き場を教えてもらったので、翌日下車する際に改めて探してみることにしました。
東向日駅から乗車した車両は5300形5321F編成の5321です。
 
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